白樺峠

korobokkur2007-10-27

伊良湖岬サシバの渡りを見てからというもの、すっかり猛禽類に魅せられてしまった相方殿。
時期的にはとっくにピークが過ぎているのだけど
タカの渡りでは有名な、白樺峠・タカ見の広場へ行きたいという。


いつものように前日の夜9時過ぎに出発する。
4時間ほどで宿泊予定の道の駅・日義木曽駒高原に着いた。
翌朝6時過ぎに道の駅を出発する。




白樺峠・タカ見の広場は、上高地乗鞍スーパー林道にあるので奈川から入っていった。
広場へは奈川側と乗鞍側とで二つの登り口があり(駐車場も)、その中間にスーパー林道の料金所がある。
料金所を通らずに帰りにはそのまま引き返せば料金は掛からない。
つづらおりを歩く、奈川側からの登りで20分と書いてある。




広場に着いた。
4人の方が双眼鏡でタカ類が山の上に出るのを見ている。
9月10月はずっとここに来ているという方・中村さんとおっしゃってここでは仙人と呼ばれているらしい。もう一人お名前を聞き損ねたが、同じ信州ワシタカ類調査研究グループの方なのだろうか、お二人に色々と教えて頂いた。
中村さんの写真をたくさん拝見したが、どの写真も素晴らしいものばかり。
中でも圧巻だったのは何の鳥か忘れてしまったんだけど、
飛んでいる目の前にトンボがおり、それを狙い・捕まえて食べるまでが一枚のパネルになっていた
もう驚嘆!!としか言いようがない程のもの。





このグループの方たちが、タカ見の広場を整備しているそうだ。
草を刈り斜面をならして、丸太の椅子やベンチを置いたりしているのだとか。
その広場に今年の3連休には400人ほどの人がタカ見に訪れたらしい。
その時にはタカ類も随分沢山飛んだようだ。




10月下旬でも陽があたってとても暖かい。
ピークが過ぎているせいか、ポツンポツンと飛んでくるだけだったが、それでも楽しい!!。
日がな一日のんびりとタカ見で過ごした。
翌日は東栄町のみどり湖へ向かう予定だったけど、タカ見は今の時期しか見られないじゃない。の言葉になんだか翌日もとどまってしまいそう。




夕方、少し肌寒くなったところで広場をおりた。
奈川に戻り、乗鞍高原の駐車場へ向かった。
すぐに無料のせせらぎの湯へ。
夜はいつものように乗鞍高原の駐車場で宿泊する事にした。
夕食も車の中で・・・
紅葉のシーズンで何台かの車も泊まっている。
走るのが大好きな相方殿がいみじくも言った。
こんな遊びも楽しくていいねぇ!!。
私「そうでしょ!そうでしょ!!。前から言ってるじゃない」。


大砲のようなレンズをつけたカメラが並んでる。
この夜は、前々日にテレビで放送していたエビとじ丼にした。

今シーズンは今回の車旅からヒーターを入れた、夜はぬくぬくだった。