[車旅と車中泊]アカショウビン詣 最終日

アカショウビンや他の鳥を見て本当に堪能したと言う思いです。
最後の夜を小黒川のSAで車中泊をして飯田山本ICで高速道を降りました。
天竜下りの場所でちょっと散策してからあのブッポウソウ飛来地へ向かいました。
6月の初めにブッポウソウの給餌行動を見たあの橋の袂へ
そこには一台の車があり、河川敷では3人の方がカメラを据えて橋に掛かった巣箱を撮影していました。一人の方が車へ戻ってくる途中です。
撮影していた方達は右側の巣箱を写しています。私達は暫く双眼鏡で覗いていたのですが、どうしてもおかしい?。
そこにはムクドリが営巣中なのです。給餌行動があった左の箱は全く出入りがありませんでした。
撮影をしていた方達も戻ってきたので聞いてみましたが、ブッポウソウは右の箱だと言い張り、見下したような言動に私達はからかわれているのかと思いました。
でもどう見てもムクドリです。
後々、ムクドリブッポウソウと勘違いしていた事が分かりましたが、自嘲気味にバツが悪そうでした。


ブッポウソウが見えないので私達は役場の隣のお寺・自慶院へ。
まず挨拶をして見させてもらいましたが、役場の通気口でもブッポウソウの出入りがありませんでした。本来ならヒナも生まれ親は餌運びに飛び回っている頃でしょうに・・・


では、アオバズクの方へ・・・

やっと見ることが出来ました。止まっている場所のせいか一列に並んで親子が一斉にこちらを見てくれているシーンが中々撮れなくてやっと撮れた一枚です。
10の瞳はカワイイ!!。


帰り際、挨拶をしに行ったらご住職とお会いすることが出来ました。
そのご住職によると、役場のブッポウソウはカラスが入ってしまった事、橋のブッポウソウは巣箱の底が抜けてしまった事、別の橋の所では近くにトビが陣取っていて育てられないようだとか。
今年の天龍村ブッポウソウはほぼ全滅状態のようで、来年も来てくれるかとご住職も心配していらっしゃいました。
そしてアオバズクが今年は少し早く育ったようだ・・・とも。
来年もまたお邪魔させてもらうお願いをして自慶院を後にしました。


ブッポウソウは残念な結果になってしまいましたが、可愛いアオバズクが見られたので終わり良ければ全て良し!の思いで10日間のアカショウビン詣を終了したのでした。